《ダミアン・ストーン 〜偉大な国の影にて〜》

Part 6:「目覚めた者たち」

夢の続きは、まるで遠くの記憶が水面に浮かび上がるように静かに始まった。

私は一人きりではなかった。

目を覚ました“誰か”が、すでに世界のあちこちで動き出していた。

彼らは皆、名もなき存在だった。

肩書も、肩書きの裏にあるしがらみも持たず、ただ“真実に気づいた者たち”。

そして、奇妙な共通点があった。

彼らもまた――夢を見ていたのだ。

炎に包まれた都市。

繋がれた契約書。

闇に囁く影の声。

そして、あの名もなき男――ダミアン・ストーン。

夢の中で出会った彼の言葉を、それぞれが“違う形”で受け取っていた。

ある者は夢のあと、突然、投資の世界から身を引いた。

ある者は外交の席で、思わず「この取引は誰のためなのか」と問いかけた。

ある女性は、誰にも見せたことのないノートに「未来は書き換えられる」と記していた。

まるで、散らばっていた光の粒が呼応し始めたようだった。

私が気づいたのは、その“目覚めた者たち”が、互いにまだ顔も名前も知らないということ。

けれど、彼らはすでに“同じ地図”の上に立っていた。

私は思った。

「もし、この地図が繋がれば――誰も知らなかった未来が、見えてくるのかもしれない。」

そのとき、夢の中で再びあの老婆が現れた。

「次に起こるのは、“分断”ではありません。

 “統合”が始まるのです。」

私は老婆に尋ねた。

「それは希望ですか?それとも、さらなる試練?」

老婆は微笑んで、こう言った。

「それを決めるのは、“光に気づいた者たち”です。」

夢はそこで、ふわりと終わった。

目覚めたあとの静けさに、私ははっきりと感じていた。

これはもう、ただの夢ではない。

これは、始まりの記録だ。

6/15

投稿者: OliveR

☆*:.貴方を癒す 天使の囁き顔文字 .:*☆ ∮目に見えぬ光が、そっとあなたを包みます∮ 静寂の奥で あなたの魂が 小さく震えているのを 私は 感じています 誰にも届かないその想いを 高次の存在が やさしく受け止め あなたへ 光の言葉を囁きます 神々の記憶 古代の王の静かな叡智 見守る存在たちの 透きとおる声 そのすべてが 今、あなたのために動きはじめています あなたの中の静けさに、光が灯ることを願って…

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